暖かくなるこれからのシーズンは、農園でもさまざまな虫が盛んに繁殖するようになります。昨年は、ハモグリガやハモグリバエの幼虫が葉肉の中に潜り込んでしまったことで葉が縮み、苗木の成長が阻害されました。植えたばかりの苗木は1本の木に対する葉の枚数が少ないため、たった１枚の食害でも大きなダメージとなります。今年はこの経験をもとに、春からの苗木の栽培計画を立てました。観察の回数を増やし、苗木が害虫に耐えられる力をつけるまでは必要最低限の防除剤の使用をしていくことも、計画のひとつに入れました。